2014年4月11日金曜日

無料クラウドでiPhone/iPadとMacのファイル同期

OneDriveGoogle ドライブなど、無料のクラウドが結構容量が大きくなってきました。

今まで有料でSugarSyncを使っていました。もう具体的な理由は忘れてしまいましたがDropboxより使いやすかったのでした。

記憶が間違っているかもしれませんが、当時Dropboxは遅かった。人気がありすぎたのでしょう。それとDropboxは一箇所のフォルダーに全部のファイルを置かないといけなかったので、これではせっかくの階層フォルダーという「整理」が意味をなさなかった。 SugarSyncは逆にどのフォルダーをsyncするかを指定するので階層フォルダーに整理した状態を崩しません。

最近の無料クラウドでSugarSyncを置き換えられるか、試してみることにしました。その結果OneDriveが使えそうです。

iOS側の対応

まずiOSの側ですが、どのクラウドサービスも専用アプリがあるのでこれでファイルが直接見られます。ただし、OneDriveもGoogle ドライブもiWorksのファイルのpackage形式を理解してくれず、PagesやNUMBERSを開けませんでした。ここはfeedbackにコメントを送りました。

iOSでは有名なGoodReader for iPhoneGoodReader for iPadがこれらのクラウドに対応しています。GoodReaderはpackage形式を知っているので、iWorksのファイルをちゃんと開くことが出来ます。

ただしGoodReaderはGoogle ドライブに対してはダウンロードしか出来ず、同期(アップロード+ダウンロード)は出来ません。iOSへは、ファイルのコピーをするだけでiOS上で改変してMacと同期を取ることをしないのなら問題ありません。が、一応この制限からGoogle ドライブはちょっと脱落しOneDriveが残りました。

GoodReaderは手動でに「sync」を行わないとファイルが同期されません。syncのためにクラウドの中身を走査するのに意外と時間がかかります。すぐに見たい場合にはOneDriveアプリを併用するのがいいでしょう。

Mac側の設定

Macの方は、OneDriveGoogleドライブも専用アプリがあるのでそれをインストールします。

が、今回このアプリは使いません。使っても特に問題はありません。これらのアプリは一つのフォルダーに同期したいファイル/フォルダーを全部置かないと行けません。これでは不便なのでSugarSyncのようにHDD上の任意のフォルダーやファイルをクラウド側と同期するようにしたいと思います。

GoodSyncをインストール

GoodSyncは、フォルダーの同期をとるアプリケーションです。これが、単にHDD上のファイルやフォルダーに対応しているだけではなくクラウドにも対応しています。これを使って直接OneDriveとMac上のフォルダーを同期します。

GoodSyncの問題点は、有料ソフトだということです。30日のトライアル後は、無料のままだとファイル100個、Jobs(簡単に言えばトップのフォルダー)3個に制限されます。ですのでファイル数が少ないならば無料のまま使い続けられますが、ファイル数やJob数が多い場合は買うしかありません。 他に適当なファイル同期アプリケーションが見つかりませんでした。

とはいえ、SugarSyncやDropboxの一年分の値段より安く、一回払うだけです。

GoodSync自体は結構使いやすく、悪くないソフトです。バグがあって困っていたのですがそれも最近とれました。

GoodSyncで同期したいフォルダーを指定

GoodSyncで"+"ボタンを使ってJobを作り同期したいフォルダーを指定します。Mac側のフォルダーを「左」に指定したら、OneDriveを「右」に指定。OneDrive側の指定には対応するフォルダーが必要なので、手で作ります。指定したフォルダーの「中」にファイルやフォルダーが同期されます。

各Jobごとに設定が必要です。設定はこんな感じで。私は自分のメインのマシンでしかファイルを改変しないので「Backup」を選んでいます:

「auto」で「On File Change」で「Analyze」と「Sync」にチェックを入れておくと、ファイルやフォルダーが増減、改変されると即座に同期が行われます。手動で同期させたり、一定時間間隔でファイルの変化をチェックさせるというようなことは不要です:

_gsdata_フォルダー

GoodSyncを使うと、同期の履歴を管理するために_gsdata_というフォルダーが作られます。少々じゃまですが、そういうものとしてそのままにしておきます。 オプションでこのフォルダーを作らないようにも出来ますが、複数マシンでファイル改変が出来ない(今回の私の使い方では改変しませんが)というデメリットがあり、うっかり設定を変えた時にトラブルになりますからこのまま残しておきます。

利用開始

GoodSyncにJobsを作り、各Jobが作られると即座に自動的に同期が始まりますので既にOneDriveにファイルは同期されているはずです。WebブラウザーでOneDriveへ行って中身を確認してみます。

GoodSyncの同期中段々にファイルが増えていくはずです。

GoodSyncのOneDriveへの同期が終わったら、今度はGoodReaderで同期をしてiPhone、iPadにファイルを同期しておきます。最初はファイルが多いので時間がかかります。以後は変えたファイルだけが同期(ダウンロード)されます。

これで次のSugarSyncの契約更新直前まで使ってみて、SugarSyncを続けるか、この方式で行くか判断しようと思います。

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